自治体向け防災カメラサービス【ビューちゃんねる】

町の住民だけでなく、職員の安全も守る。災害時になくてはならない自治体の重要な防災インフラ | 埼玉県 毛呂山町様

埼玉県 毛呂山町様
埼玉県の西部に位置する毛呂山町。同町では台風19号の経験や人口減少・インフラ老朽化を背景に、ICT/AIを活用した地域課題の解決策として「ビューちゃんねる」を2020年よりご導入いただいております。

導入の目的

  • 人口の減少やインフラの老朽化に伴い、不足リソースをITで補いたい
  • 災害時の職員の負担の軽減と安全性を確保したい
  • 大都市以外の被害状況が報じられることが少ないため、ローカルの状況を可視化できるようにしたい

導入した結果

職員が事前に現場の状況を確認することができ、災害時の非効率かつ危険を伴った現場への出動回数が明らかに減少した。現場からの声も好評で、もっと増設してほしいという意見も多くあがっている。

毛呂山町役場まちづくり整備課スマートシティ推進係について

毛呂山町役場まちづくり整備課スマートシティ推進係について

ー毛呂山町役場まちづくり整備課スマートシティ推進係は普段どういったことをされていますか?

通常業務としてはICT/AIを活用して地域課題を解決するという活動をしています。防災専任の部署ではありませんが、防災に関連する部分ですと道路や河川、水路の管理部門と連携して有事の際には現場の対応を行ったりしています。

ー部署の体制と防災時の役割分担は?

係は3名(係長1名、係員2名)で構成されています。防災の主幹は総務課で、有事の際には総務課の指示のもと、街づくり整備課は道路、学校周辺、農道や林道、ため池などの管理・対応をしています。

ビューちゃんねる導入までの道のり

ービューちゃんねる導入のきっかけを教えてください

令和元年に発生した台風19号が大きな契機となりました。『大都市以外の災害状況がテレビで映らない』『家から出てもいいのかわからない』といった状況を経験し、町民に有事の際に現場の状況を示す必要性があると感じました。スマートシティ事業の目的として”町民の生活を豊かにする”ということもあるので、現場の状況をリアルタイムに確認できる防災カメラのビューちゃんねるの導入を検討し始めました。

ー導入予算の確保について苦労はありましたか?

予算組が難しい状況の中で新規予算の必要性を説得するのが難しかったです。ただ、現場からの設置場所の要望は多かったため、プロジェクトチームを組んで現場の意見を集約し、設置場所を踏まえたうえで課長会議に議題を上げました。『本当に必要なのか』『セキュリティは大丈夫なのか』などのご意見もいただきましたが、導入にあたってアーベルソフト様がケーブルテレビや東電と調整をしていただき無事予算を通すことができました。街づくりではケースバイケースな要素が多く、既製品ではなかなか見積もりが難しい側面があるのですが、柔軟にカスタマイズ・ローカライズ対応ができるアーベルソフト様のような企業から見積もりをいただけたのが大きかったと思います。

ー運用に関する課題などはありましたか?

特にありません。カメラの汚れや画像の不達といった障害は今のところ出ていないですし、アーベルソフト様が年に何回か定期的なカメラメンテナンスを行ってくれるので、役場の職員が現場に行く必要もないというのがよいです。また、電池式ではなく、東電と連携して常時給電式になっているのも安定性があって非常に良かったと思います。

ビューちゃんねるの仕組みや導入までの流れは資料でご確認いただけます。
防災・スマートシティ施策の検討材料としてご活用ください。

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ビューちゃんねるで有事の効率的なリソース配分を実現

ビューちゃんねると連携したケーブルテレビでの情報発信

ー有事の際の対応について教えてください

平時の常用確認としてはたまに道路状況を監視する程度ですが、有事の際にはフル活用しています。警報が出る前の段階でも、台風が来そうだったり雨量が激しい場合など、現場から不安の声が出た時点でビューちゃんねるを見るようにしていますね。具体的な運用としては、普段からビューちゃんねるの映像をケーブルテレビで配信しているので、災害対策室にモニターを準備してケーブルテレビに切り替えることですぐにローカルな状況を確認できるようにしています。

ーどういったシーンでビューちゃんねるの効果を感じますか?

いままでは現場状況は職員の目視であったり、消防団員が兼務する水防団とともに見回っていたりしていました。ただ、それだと、災害時の状況が不明な中で職員や住民の方々が外周りをすることになるため非常に危険を伴っていました。ビューちゃんねるがあることで外に出る前に現地の状況を確認することができるようになり、出動回数を減らして安全かつ効率的な状況把握が可能になったというのが最も効果を感じた部分ですね。

ー出動前の事前確認以外でも役に立っている部分はありますか?

河川の水位チェックにも活用しています。水位の上昇には土嚢を設置したりなどの対応が必要ですが、あふれてしまったあとでは土嚢を設置することができないので、ビューちゃんねるで水位を確認して必要な個所に必要なリソースを割いて対応を最適化することができるようになりました。あとはケーブルテレビでの配信も行っているので、お年寄りを含めた住民の方々が地域の災害状況や周囲に住む家族の安全状況などを確認できるという点でも活躍しています。

ーケーブルテレビで住民に公開する中でクレームなどはありませんか?

導入してからだいたい5年ほど経過していますが、セキュリティクレームは1件もありません。ケーブルテレビでの公開にあたって、カメラの向き先家への事前の許可取得であったり、要望に合わせて家ごとモザイク処理を施したり、ビューちゃんねるのAIぼかし技術で通行人や車のナンバープレートをぼかしたりする対応で安心してご利用いただけています。

今後のビューちゃんねるの活用

今後のビューちゃんねるの活用

ー今後のビューちゃんねるの活用について教えてください

現場からは『付けてほしい』という声が強く評判がいいので、予算が許せば道路や町道、橋梁や通学路の交差点などに増設をしていきたいです。一定の雨量で危険になる箇所が把握している場所でも25箇所くらいあるので、その辺もカバーしていけたらと思います。あとは防災以外の観点だと山間部のゴミ不法投棄の監視にも活用したいですし、大型スーパーの駐車場の空き情報の可視化などもできれば周辺住民の利便性の向上にもつながってくるかなと考えています。

※本記事に掲載している情報、所属及びインタビュー内容はページ公開当時のものです。

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